どの競馬ゲームでも同じだとは思うのだが、一般的に未勝利戦や500万下などの条
件戦は勝ちやすく、GTを頂点とするGU・GVの重賞レースは勝ちにくいものであ
る。
しかし、各レースは条件や出走馬を中心にいろいろな要素が絡み合い、その性格は
ほとんど一致しない。ただレースのスケジュールや現役競走馬の勢力図などの背景か
ら、勝ちやすいレース・勝ちにくいレースはどうしても色分けされる傾向がある。
そしてこの色分けは条件戦だけではなく、なんと重賞にも及んでいる。ではどのよ
うにして、勝ちやすいレース・勝ちにくいレースを判断するのだろう。
ところで、プレイヤーにとって「勝ちやすい」レースとはなんだろうか。
○出走馬のレベルが低い → 相手に強い馬がいない
○出走頭数が少ない → 展開の紛れが少ない
言うまでもなくというか、言われなくてもわかることかもしれない。
ただ、単にレースを選んで登録しているだけでは、勝利は遠い。プレイヤーが登録
したレースに同じく出走を予定している相手競走馬の顔ぶれには、思わぬ強敵が潜ん
でいるかもしれないからだ。
面倒かもしれないが、出走を考えているレース、もしくは出走できるすべてのレー
スの登録(出走予定)馬を随時確認するのも有効な手段である。
連勝を続けているお馬さんがいるようであれば、回避・別のレースへという選択肢
も一考すべきだろう。
逆に重賞ながら重賞勝ち馬がいない、もしくはオープン馬が少なく条件クラスが混
ざっている場合も意外と多い。こんな時は思い切って格上挑戦を考えても良いという
ことにもなる。
ここで、ちょっとシステム絡みの話をさせていただく。
WP5最大の特徴のひとつに、現役競走馬を自己所有のみならず他者所有のものも
データとして処理している要素がある。これは各馬主ごとに設定されたアルゴリズム
(ここでは一定の法則を意味する)に基づいて、それぞれレースへの出走選択などの
処理を行う。
ただ、1日11レースの52週というレーシングプログラムとなり、レースそのも
のが膨大な量になった。さすがにこれらすべてのレースに対して、他馬主(訪問など
の交流が可能な馬主を指す)所有の競走馬が必ず登録されているわけではない。
レース登録時・レース日程参照時に、すでに登録されている競走馬を閲覧できるの
だが、この登録馬一覧の中に、なぜか競走馬データで参照できない馬が存在すること
がある。
特にPS2版の場合、稀にこのデータ参照できない競走馬の所有者を確認できる場
合があるのだが、ここに出てくる人名・クラブ法人名ともにプレイヤーと面識を持つ
ことは、結論を言うと「皆無」である。
さて、こういったお馬さんたちはなんなのかというと、登録頭数が一定の数に満た
ない場合に臨時に登録される、いわば数合わせの競走馬なのだ。
この「数合わせの競走馬」は、特に未勝利や500万下といった条件戦でよく見られ
る。特徴としてはレース条件と一致しているかどうかは微妙で、スピード含むパラ
メータもそんなに高くはない、というものが多い。中には一定のローテーションが組
まれているものもいて、そういったお馬さんは能力的に一枚上手だったりもする。
ひとつはっきり言えるのは、そんなに強烈なお馬さんはいないということ。増して
プレイヤーがいろいろな試行錯誤の末に生産するような、メチャメチャ強いお馬さん
は絶対にいない。
従って、基本的には組み易い相手と考えて良い。裏返せば、こうした数合わせのお
馬さんに負けてしまった場合、レース条件との不適合(自分のお馬さんの特性と比べ
る)がなければ成長が足りないか実力不足かという二者択一を迫られることになる。
それでは、話を戻そう。
登録馬に「数合わせの競走馬」が多い場合、それは単純に考えると勝ちやすいレー
スといえる。警戒すべき他馬主のお馬さんが少ないからだ。中央からの出走枠が常に
4頭に限られている、地方交流レースを例に考えるとわかりやすいだろう。
もうひとつ、最初と重複するが出走馬が少ないレース。
特に後方待機(差し・追い込み)タイプのお馬さんにとって、実力不足等で脱落し
ていくお馬さんは邪魔者以外の何者でもなく、進路を塞がれて敗れるフラストレー
ションの溜まる結果になる場合が、WP5では多々ある。
あと、出走頭数が多ければ多いほど、そのレースに関するシステムの処理も多く
なっていくため、不確定要素が増えることで意外な結果がもたらされる場合が多くな
る。多頭数のレースはそれだけで「荒れる」材料になるのだ。
これがWP5風の「展開の紛れ」というランダムに似たような要素で、実力はある
はずなのに負ける現象が続く悪循環をもたらす中心的な存在だ(逆に実力はそんなに
ないはずがなぜか連勝する、魔法のような勢いの原動力にもなったりするが)。
ところでお気づきの方もいるかもしれないが、実は各レースの出走頭数については
おおよその傾向が存在する。それらについて、細かく分けてお話しよう。
【出走頭数が少なめのレース】
○3歳限定GTのトライアル重賞
一見、頭数が揃いそうなのだが、WP5では若葉S(皐月賞トライアル)やプリン
シパルS(ダービートライアル)といったオープンレースでの話。
同じ皐月賞トライアル、しかも代表的なものである弥生賞や、日本ダービーと同じ
距離で行われるダービートライアルの青葉賞など、クラシックを中心とする3歳馬限
定GTのトライアルに当たるレースは大体8〜12頭と案外数が揃わない傾向にある。
ただし、GTに向けてのステップレース的な側面もあるので、有力馬が揃いやす
い。特に弥生賞、フィリーズレビュー、ローズS、神戸新聞杯は要注意。反対に比較
的有力馬が揃わないのはフローラS、青葉賞、セントライト記念が該当する。
○4歳以上の別定重賞
4歳以上の別定重賞レースは、一部の例外を除いてほとんどがフルゲート(14〜18
頭)に達しない場合が多い。ハンデ戦を中心とするGVはいつもフルゲートで賑わう
のだが、これは基本的に別定戦は有力馬が揃いやすい実際の中央競馬の背景を考慮し
たのか。
つまり、有力馬を敬遠して別のレースにまわる他馬主の傾向からと推測できる。も
ちろん先述の弥生賞などのように、有力馬が揃いやすいので注意しよう。
また先ほど少し触れたが、一部例外も存在する。具体的に挙げると日経賞、産経大
阪杯、札幌記念、オールカマー、阪神牝馬Sはフルゲートもよくあり、さらに有力馬
が集う勝ちにくいレースになっているので、気を付けなければならない。
○GTを除く3000m以上の長距離レース
世界的なスピード競馬化に伴い、スタミナ勝負の長距離レースが倦厭されるように
なってきたのは実際の競馬だけではなく、WP5の世界でも然りのようだ。
さすがに菊花賞や春の天皇賞はフルゲートの場合が多い(それでも菊花賞は数合わ
せの競走馬が頻繁に現れる)が、阪神大賞典や
ステイヤーズS、ダイヤモンドSの重
賞を含めた3000m以上のレースには10頭前後しか集まらず、フルゲートの確率は皆無
に近い。
さらに、レースの格が上がるほど距離適性を無視した登録・出走もしばしば見られ
る。
距離短縮は多少の融通は利いても、距離延長が非常に困難なのはWP5では定説
だ。
従って距離適性が長距離となっているお馬さんは、条件クラスだったとしても成長
度と相談した上で積極的に挑戦するのもアリ、といえる。この場合、出走予定各馬の
距離適性を確認しておくのも忘れないようにしよう。
○1月1週のレース
これはシステムによる、競走馬の引退における処理法則の間隙を突いたもの。
12月段階で、来年1月1週のレース(中山・京都の東西金杯がわかりやすい)の登
録馬一覧を見てみると、賞金順の下の方は抽選というハンデ戦における当然の光景が
画面に表示されることが多い。ここで、とりあえず抽選になりそうだが登録しておい
たとする。
年が明け、新年早々レースがあると秘書が教えてくれ、出走予定馬一覧が画面に表
示される。金杯は抽選のはず……あれ、出走確定になってるぞ?
レースの登録・出走馬一覧を見てみると、登録総数が13頭になっていて、下の方で
抽選になっていた自分のお馬さんが普通に出走可能になっている……これはバグなど
ではなく、年末に引退が決定した登録馬が名簿から削除されたのが原因である。
もっとも、引退するお馬さんが少なかった場合は、年明け前の見込み通り抽選とな
るだろう。すなわち、登録頭数の上限が定められていない重賞では確実性は薄いとい
える。
ただし、他馬主所有の競走馬でもシステム的に登録頭数の上限が固定されている条
件戦――特に1000万下・1600万下の場合は、確実に減ると断言できる。
活用できる状況は限られるが、成長の遅いお馬さんがいる場合はぜひご一考を。
【フルゲートがザラなGT以外のレース】
○2歳/3歳春シーズンの中距離500万下
基本的に、2歳デビューから春のクラシックが終わる(オークスとダービー)まで
は、3歳馬のクラス分けは新馬(出走新馬)・未勝利・500万下・オープンしかな
い。
そしてこれが夏から秋に入ってくるにつれ、古馬と同じく1000万下と1600万下とい
うクラスが追加されてくる。つまり早いうちにオープンに上がる、重賞を勝ってしま
うのがキャリアアップの近道といえる。
この背景が起因しているのか、それとも単に同年代のお馬さんが多いからなのかど
うかはわからないが、特に中距離(2000m前後)の500万下条件戦はしょっちゅうフル
ゲートになる。
代表的なのは2歳10月の黄菊賞(京都)、
2歳12月の葉牡丹賞・エリカ賞(中山・
阪神。実際の競馬では出世レースと言われる)。3歳1月の福寿草特別(京都)。
この4つのレースはプレイヤー所有馬の成長度の問題(基本的に成長途上)もあ
り、非常に勝ちにくい。進路を塞がれる、成長の差と勢いで押し切られるなど、敗因
と思われる要素がこれでもかというほど並ぶ。ある意味ではまさしく出世レースだろ
う。
ちなみにローカル開催のレースはそんなに集まらない場合が多いので、可能ならば
そちらに回るのが堅実かもしれない。
○2歳/3歳春シーズンのオープンレース
先ほどと似ているが、こちらは距離を問わずオープンクラスに属するレースを指
す。
早めにオープンクラスに上がる、重賞を勝つことが出世の近道であることは先述し
た。他馬主もそれを考えているのかどうかはわからないが、2歳/3歳限定のオープ
ンレースは時に20頭以上もの登録馬で賑わうことがある。
そのラインナップを見てみると、500万下の条件馬が意外と多いことがわかる。つ
まりオープンクラスを目指した格上挑戦のお馬さんたちが、登録馬の多数を占めてい
るのだ。
当然、ここでの力関係は混沌としている。そして多頭数レースである以上、圧倒的
実力を秘めた1番人気であっても馬群の中で行き場を失うといった事態が、枠順と戦
法・展開次第では起こりかねない。
それでいて重賞となると、GT以外フルゲートになることはほとんどない。このこ
とから言えるのは、2歳/3歳時にオープンクラスを確定させたいならば重賞に出走
した方が良い場合があるということだ。
もちろん、重賞にはそれなりのレベルのお馬さんたちが揃うだろう。ただ重賞で
は、2着でも本賞金は加算される。賞金加算を目指した格上挑戦としては確率的に悪
くはない。一考の余地はあるものと思われる。
○1000万下のレース
新馬・未勝利を除いた各クラスの中で、一番所属馬の多いクラスはどこか。
正解は500万下。基本的にレースで勝ったお馬さんしか賞金は加算されず、クラス
アップはないのでこれは当然といえる。国内競走馬の一覧を見てみると、次に多いの
は1000万下なのも自然なのだが、その次に多いのは1600万下ではなくオープンだった
りする。
内訳はオープンが170頭前後、1600万下が140頭前後、1000万下が約600頭、500万下
が約700頭といったところか。これに新馬・未勝利を含めると実に2000頭以上ものお
馬さんをシステムが一括管理しているわけだから、PS2版にてメモリーカードの容
量を大量に占めるのもなんとなく納得してしまう。
次にレーシングプログラム、番組表を見てみよう。
一番多いのは未勝利で、次に新馬・500万下。そして1000万下、最後に1600万下
と、重賞を含めたオープンレース。お馬さんのクラス分布を見てみると、一見妥当に
見える。
ただ、ここで夏以降の2歳戦を除いた500万下と1000万下のレース数を比較してみ
ていただきたい。よく見ると1000万下のレース数は、500万下の半分以下であること
がわかる。
双方のクラスに所属しているお馬さんの概算が500万下は約700頭、1000万下が約
600頭であることは先述した通りだ。にも関わらず、このレース数の開きがなにを意
味しているのかというと、少ない1000万下の各レースに大量の登録があるということ
である。
従って、フルゲートはおろか抽選もザラ。実力馬であっても不確定要素から思わぬ
敗戦が続く躓きも予想される。成長面などの事情で出世が遅れながらも、実力の裏付
けがあるお馬さんの場合は、登録馬の間隙を縫った格上挑戦も視野に入れることが必
要だ。
○ローカル競馬場の名物レース・○○記念といったハンデGV
主に夏競馬やローカル開催でのハンデGVを指す。
トップレベルに属するお馬さんたちは休養・調整中もしくは中央開催(関東は東京
・中山。関西は京都・阪神。夏競馬では関東が福島・新潟、関西は阪神・小倉とな
る)のレースに回っており、基本的にこういったレースに顔を出すことは少ない(出
走する場合はハンデも気になる)。
競走成績があまり上がっていないオープン馬でも、ハンデ次第では勝ち星が転がり
込んでくる場合があるためか、ここでもフルゲートから漏れて抽選という状況になる
場合が多い。そして予想をする者としては難解に、穴党には嬉しいレースとなるの
だ。
またローカル開催の場合、格上挑戦の1600万下/1000万下条件馬の登録も目立つ。
やはり多頭数レース特有の不確定要素は絡むが、プレイヤー側にとっても格上挑戦で
本賞金を積み重ねるチャンスであることを付記しておく。
登録頭数の傾向についてざっと並べていったが、最も確実にレースに勝つ方法は、
今更言うまでもないが強いお馬さんで臨むことだ。
こういった出走頭数の傾向と有力馬の動向で、レースの難易度は大まかに定められ
る。
それではまとめとして、勝ちにくいレース・勝ちやすいレースを具体的に列記して
いくことにしよう。なお、GTレースは基本的に「多頭数+有力馬」なので省略す
る。
もちろん、これはあくまで傾向である。プレイヤーに求められるのは各種データを
理解・運用しつつも、時にはこれらに囚われない選択もできる柔軟な発想と思考なの
だということを、忘れないでいただきたい。
○勝ちやすいレース
【2歳戦】
ファンタジーステークス(11月京都・GV/牝馬限定)
福島2歳ステークス(11月福島・オープン)
【3歳限定】
クリスタルカップ(3月中山・GV)
フラワーカップ(3月中山・GV/牝馬限定)
フローラステークス(4月東京・GU/牝馬限定・オークストライアル)
青葉賞(5月東京・GU/ダービートライアル)
関東オークス(5月川崎・GV/牝馬限定)
中日スポーツ賞ファルコンステークス(6月中京・GV)
名古屋優駿(6月名古屋・GV)
セントライト記念(9月中山・GU/菊花賞トライアル)
【古馬/3回東京開催以降3歳以上】
ガーネットステークス(1月中山・GV)
TCK女王杯(2月大井・GV/牝馬限定)
ダイヤモンドステークス(2月東京・GV)
佐賀記念(2月佐賀・GV)
エンプレス杯(3月/7月川崎・GU/牝馬限定)
ダイオライト記念(3月/4月船橋・GU)
名古屋大賞典(3月名古屋・GV)
群馬記念(5月高崎・GV)
エプソムカップ(6月東京・GU)
北海道スプリントカップ(6月札幌・GV)
スパーキングレディーカップ(6月/7月川崎・GV/牝馬限定)
函館スプリントステークス(7月函館・GV)
サマーチャンピオン(8月佐賀・GV)
東京盃(10月大井・GU)
クイーン賞(10月船橋・GV/牝馬限定)
白山大賞典(10月上山・GV)
ドンカスターステークス(11月京都・1600万下/オープン)
朱鷺大賞典(11月新潟・GV)
ステイヤーズステークス(12月中山・GU)
浦和記念(12月浦和・GU)
とちぎマロニエカップ(12月宇都宮・GV)
風待月ステークス(12月中京・オープン)
CBC賞(12月中京・GU)
名古屋グランプリ(12月名古屋・GU)
○勝ちにくいレース
【2歳戦】
函館2歳ステークス(8月函館・GV)
黄菊賞(10月京都・500万下)
京都2歳ステークス(11月京都・オープン)
葉牡丹賞(12月中山・500万下)
エリカ賞(12月中山・500万下)
【3歳限定】
福寿草特別(1月京都・500万下)
すみれステークス(3月阪神・オープン)
若葉ステークス(3月阪神・オープン/皐月賞トライアル)
伏竜ステークス(4月中山・オープン)
忘れな草賞(4月阪神・オープン/牝馬限定)
ベンジャミンステークス(4月中山・オープン)
若草ステークス(4月阪神・オープン)
端午ステークス(4月/5月京都・オープン)
葵ステークス(5月京都・オープン)
昇竜ステークス(5月中京・オープン)
駒草賞(5月東京・オープン)
ユニコーンステークス(6月東京・GV)
ラジオたんぱ賞(7月福島・GV)
【古馬/3回東京開催以降3歳以上】
マイル〜クラシックの1000万下・1600万下特別
小倉大賞典(2月小倉・GV)
京都記念(2月京都・GU)
中京記念(3月中京・GV)
日経賞(3月中山・GU)
マーチステークス(3月中山・GV)
産経大阪杯(4月阪神・GU)
読売マイラーズカップ(4月阪神・GU)
アンタレスステークス(4月京都・GV)
新潟大賞典(5月新潟・GV)
目黒記念(5月東京・GU)
東海ステークス(5月中京・GU)
欅ステークス(5月東京・オープン)
金鯱賞(5月中京・GU)
愛知杯(6月中京・GV)
オーロカップ(6月東京・オープン)
吾妻小富士(福島テレビ)オープン(6月福島・オープン)
巴賞(6月/7月函館・オープン)
米子ステークス(7月阪神・オープン)
七夕賞(7月福島・GV)
北九州記念(7月小倉・GV)
函館記念(7月函館・GV)
小倉記念(8月小倉・GV)
新潟記念(8月新潟・GV)
産経賞オールカマー(9月中山・GU)
カブトヤマ記念(10月福島・GV)
アルゼンチン共和国杯(11月東京・GU)
福島記念(11月福島・GV)
京阪杯(11月京都・GV)
鳴尾記念(12月阪神・GV)
阪神牝馬ステークス(12月阪神・GU/牝馬限定)
最も確実にレースに勝つ方法は、今更言うまでもないが強いお馬さんで臨むこと
だ。
しかし、競馬に絶対というものが存在しないのは現実もWP5でも同じである。そ
してその不確定要素もまた、競馬の面白さなのだといえる。
そういったデータや数値には表れない要素が、勝ちにくいレース・勝ちやすいレー
スを朧気ながら映し出したのかもしれない。
文:迷品短槍